日本人の知らない日本語

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https://www.amazon.co.jp/日本人の知らない日本語-なるほど-×爆笑-の日本語“再発見”コミックエッセイ-メディアファクトリーのコミックエッセイ-海野凪子/dp/4040670183

 

以前にドラマ化もされたらしい、人気コミックです。(残念ながら見ていませんが)

久しぶりに本棚から引っ張り出して読んだら、やはりケラケラ笑ってしまいました。

 

日本語学校で繰り広げられる、外国人から見た日本感や言葉の誤解、などが楽しくおかしく描かれています。勿論、言われれば、え?と失笑するのですが、外国人の勘違いどころがコミカルで、一気に読んでしまいます。

驚かされる話もあります。

〜です。〜ます。の丁寧語は江戸時代は芸者さんの言葉だったそうです。すなわち、水商売の女性の言葉づかい。それが標準語として広まったのは明治のはじめ。田舎からやってきた武士が標準語だと勘違いしたことが始まりだそうです。ナント……
加えて、〜ザマス、という言葉は花魁の言葉だそうですよ。は????ですよね。

 

”今私達が、今公式の場ではとんでもない、と思っている顔文字もいつか標準になるのかもしれないですね。“
と著者は書いています。

 

確かに、このコミックを読んでいると、平安時代のギャル語がまことしやかに日本語として使われている事からも、言葉のイノベーションに驚かされます。

 

いつのまにかハロウイーンも恒例行事になりました。後々にはハロウィーンは昔っからの習わしだから…と言われるようになるのかもしれませんね。

 

4巻まで出ていますが、どれも面白い。
気の利いたジョークに使えるネタが盛り沢山です。