忙しい朝時間の断捨離、服選びに時間をかけない!:フランス人は10着しか服を持たない

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テレワークで仕事になると、通勤時間だけではなく朝の外出準備ですら億劫。Tシャツとジャージの干物女から脱出しなければならず、出かける前から疲れてしまいます。

着る服は結局いつも同じようなものなのに、クローゼットの整理をしても、結局大して変わらない。朝の慌ただしい時に、服選びに時間がかかってグッタリ。。

著書が半年間フランス貴族の家でホームステイした体験をもとに、フランス人の整理術を紹介しています。フランス人の暮らしの質の高さと質実さに開眼した内容です。

 

随分前にかなり断捨離できた時に読んだ本なのですが、

いつの間にか洋服がまた増えている...

 

 

10着しか持たない服。

 

ミニマニズムが一時はや理ましたが、それほどシュールに生きられるません。

10着なら、今の生活で絞れるはずです。

と 思い、再読しました。

 

避けたいのは

 

いつも同じ格好している。

だから、貧乏くさい。

だから、ダサイ

と思われることです。

 

ごちゃごちゃした服の中からいつも無難な服を選び、しかも、散々迷った挙句、朝の貴重な時間を使い、結局いつものパターン。

 

ということで、この本に従って、一気に断捨離。

  

クローゼットの中スカスカ。

 

春夏物はハンガー10個。で納めました!

上下セットしてあるハンガーはそのうち5個(ワンピースも含めて)

 

頭の中のワーキングメモリーも使わずに済みます。

ティーブ ジョブズ が脳に服の選択で消耗させないために、

イッセイ ミヤケの黒のTシャツだけを着ていたのは有名な話ですが、

そこまでいかなくても、この範囲なら楽勝です。

朝の準備時間の劇的な短縮ができます。

 

シックに暮らす。

 

家にずっといると忘れてしまいがちです。

 

朝の時短と整理整頓と朝から脳を疲れさせない

そして、生活をシックにするために、

 

オススメの一冊です。

 

 

KIndleではなく、紙の本で購入しましたが、表紙も中のs挿絵もオシャレで可愛くて、一冊あると、この本だけでも部屋の中が明るくなります。

 

 

EQリーダーシップ ダニエル コールマン

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「優れたリーダーは人の心を動かす、人の情熱に火をつけ、最高の力を引き出す」この書き出しから始まる本の英文タイトルはPrimal Leadership - realizing the power of emotional Intelligence 。日本語タイトルはEQ リーダーシップ。EQ, すなわち心の知能指数といわれるものですが、英文ではemotional intelligence。こちらの方がなんとなく分かりやすい気がします。

 


「どのような集団においてもリーダーはメンバーの感情を作用する最大の力を持っている。リーダーが感情の良い方向へ導けば集団の資質を引き出すことができる。これを共鳴と呼ぶ。」

確かに、上司が前向きで明るい人だと、仕事もやりやすく、スムーズにいきます。上司の影響は大きいということはわかりますが、上司でなくても、先輩や同僚がいい人だと仕事はしやすくなりますよね。

 


「リーダーの姿勢が大きく影響力を持つ原因は、脳の大脳辺縁系の開回路性によるもの。人間の感情は周囲から影響を受ける。開回路性のおかげで人は互いに助け合うことができる。開回路性は他律的に働くのだ。」

なるほど。脳の特性によるものだったんだ。。。ということは、ヨイ感情、悪い感情も周りから受け入れてしまうということ?

 


「職場においては嫉妬も不安も幸福感も、集団感染は避けられない。まとまりの強い集団ほど雰囲気や感情や潜在的欲求まで共有しあう度合いが強い。」

やっぱり。。。

 


「笑い声があれば従業員たちが頭だけでなく心も仕事に集中している兆候といえる。明るい雰囲気は良い仕事につながる。。。」などなど。実感としてわかります。

ではどのように元気で明るくて前向きで、笑い声の多い、人を伸ばしてくれる、そんなリーダーが、EQの高いリーダーが作られるのか、この本を読み進めて行くことにします。というよりか、上司に読んで欲しい気もしますが。。。とりあえず、下っ端の自分も読むことにしよう。

 


「企業風土は業績を20パーセントから30パーセント左右する力を持っていると言われているが、社員の能力を最大限に引き出せるかどうかが実際の数字に跳ね返ってくる。

従業員が何から企業風土を感じ取るかを追跡してみると、50ないし70パーセントがリーダーという1人の人物の行動に起因していることがわかる。リーダーは、他の誰にもまして、従業員の働きぶりに直接的な影響を与える存在なのだ。」

 


だそうです。自分にも参考になることがあるかもです。

ゲーム オブ スローンズ

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凄い面白さ!!!!!吃驚です!!!!

ゲームオブスローンズの名は聞いたことがありましたが、登場人物の名前が覚えられない、とか、相関関係がわからない、とか言うコメントがあり、躊躇していましたが、なんと!!!!

大人のファンタジーです。いつも正義が勝つとは限らない、理不尽がまかり通る世の中。それでも、家族の愛情や領地への想い、そして、人との絆にからまる損得感情。

だけならば、ここまでのめりこまなかったかもしれませんが、

 

スカーンっと抜けるような快適なシーンがふんだんにあるんです!!!スッカーンです!!!

 

はじめの1、2くらいはわけわからなくても、とにかく進んでみてください。これは……すごい……とどっぷりはまっていきます。

 

私はamazon primeで、6章まで無料でみましたが、7、8章は有料になります。huluだと全部一気に見られるようです。

 

ぜひぜひみてみてください。

 

 

ジョン P コッター、カモメになったペンギン

カモメになったペンギン

カモメになったペンギン


ハーバードビジネススクールリーダーシップ論や企業変革論などで世界的に有名な教授、ジョンコッターさんのとてもわかりやすい小説です。


大人から子供まで一気に読める形で書いてある小説です。が、子供よりも、社会に出て人間関係や企業の方針でなかなか折り合いがつかない時にこの本を読むとストンと心に残ると思います。


平和に住んでいるペンギンたちですが、あるペンギンが実は安心して暮らしていて氷の下が空洞で、いつこの氷が溶けて、生活する場がなくなってもおかしくない状況であることに気がつきます。この危機をみんなで克服していかないといけないのですが、そんなことが起こるはずがないと理解をしてくれないほとんどのペンギンたちを相手に、わかってくれる友人たちとともに解決を模索していくと言うストーリー展開です。


コッター教授は、企業でもこのようなことがごく当たり前に起こっており、変革に対して敏感になり、対応していく必要があると、ペンギンとカモメに役者になってもらって説明しています。

変革に対する逆風、その解決法などが小説で記されてます。読みながら、あるある、そう考えること、いるいる、そういう人、などかなり身近に感じられる光景がたくさん出てきます。

ボリュームも少ないし一気に読めるような内容です。


はてさて、ペンギンたちは助かるんでしょうか?


悩める会社員たちに皆さん読んでもらいたい作品です

メリンダ ゲイツ、ゲイツ財団のTED コカコーラの強さ

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https://www.ted.com/talks/melinda_french_gates_what_nonprofits_can_learn_from_coca_cola

ビルゲイツ財団、メリンダ ゲイツさんのプレゼンです。

 

どんな世界中の僻地に行っても必ずコカコーラがあることに驚くと言うメリンダ夫人。アフリカには道路がなくて、助けるにしても、そこまで行けないという現場。

ところが、コカコーラだけはその僻地にはあるんです。ビックリします、と説明しています。どんな日に行ってもなぜかコカコーラだけはある。道は無いけれども人が人力でコカコーラを運びそしてコカコーラを飲む人たちがいるのです。

凄いコカコーラ…こうまでしてくれるのはなぜでしょう?

もちろんコカコーラの流通能力は欠かせません。どんな手段を使ってもコカコーラを運ぶのです。人力に頼っても。コーラを運ぶ…恐るべし…

 

そして、また、

コカコーラのマーケティング能力。

世界中誰もが惹きつけられて気持ちが上がるマーケティング能力。

 

コカコーラのコマーシャルは18カ国語に訳されてそしてコマーシャルソングは17の国でトップチャートのナンバーワンに輝いています。

アピールしているのはcelebration and unity 喜びと一体感

 

元気になりますね!

 

いろいろなメッセージには憧れを喚起するのではなく回避をして物事を守ろうと言う言葉がとても多いです。例えば

下痢を起こさないように、手を洗いましょうとか

 

衛生問題は後進国にとって深刻ですが、衛生対策に関するマーケティングはどんなことが必要なのでしょうか?

まず村の外で排便することが良くないと言うことを理解してもらわないといけません。

インドで成功した例ですが

‘男たちよ。良い嫁もらう前にトイレの設置。’

‘トイレなし?嫁もなし’

 

これはイノベーティブなマーケティングキャンペーンであり、これは人の命を救えるんです。多くの子供たちが下痢で命を落としています。

 

笑い話のようですが、このようなマーケティングが受け入れられて世の中を変えていくことができると言う説明を、実際のだんなさんのビルゲイツと一緒の取材の話を含めて大変面白く、わかりやすく説明されてます。

 

食中毒が多くなる季節ですので、手を洗いましょう、

ではなく、手を洗ってから美味しいごはんと夏休み。

っとか言った感じでしょうか?笑

 

 

 

 

NETFLIXのサバイバーでホワイトハウス気分

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キーファーサザーランド主演のサバイバー。

Netflixで第3シーズンがつい先日公開されました

 

アメリカで実際に指定されている、Desinated Survivor(指定生存者)が大統領になり国を立て直していくというストーリーです。

アメリカには、大統領継承権保持者のうち一人を議事堂から離れた場所に待機させておき、大統領、副大統領が万が一の場合、その人物が大統領になると決められているそうです。

 

突然大統領になったDesinated Survivor トム カークマンがオドオドしながら、大統領になり、テロと戦い、外交を行い、国を守っていきます。

キーファーサザーランドは以前ヒットした“24”とはまた全く別の役柄のはずですが、常に眠れない忙しい役柄は変わらないので、やはり、せわしない役が似合う俳優さんです。ww

このドラマを通じてアメリカ社会や政治制度が垣間見れます。

確かに、いきなり普通の公務員が大統領のポジションにつくようになったらこんな風になるだろうなと思います。庶民にわかりやすい大統領です。大統領の側近の役割、上院下院の立場の攻め合い、また日本では分かり得ない国際情勢の機微…

日本からワシントンのホワイトハウスに飛んでアメリカや世界を垣間見ることのできるドラマです。(せわしないですが)ww

遺伝子は、変えられる。――あなたの人生を根本から変えるエピジェネティクスの真実 2

 

 

環境で遺伝子は変えられる。この嬉しい事実は、凡人にとって先行きをちょっぴり期待させてくれます。

 

とはいえ、良いところもあれば、悪いこともあるのは世の常で、ショックなこともあるんです。

なんと、いじめを受けたり、精神的に過酷な状態に長く晒されると、遺伝子が影響を受けてしまうのです。

著者はラットを使った実験で、生後親から離されて育ったラットが外部の認知能力に影響を受けて、それが、遺伝子にまで及んだ例。また、双子の実例ですが、片方だけ虐められてしまった2人の遺伝子を調べた結果などから、その生態のメカニズムを説明してくれています。

 

このジェネティクスな変化は一生残るのです。例え、いじめられていたことを忘れても、遺伝子は覚えているのです。…Kowai.

 

ストレス ホルモンとして知られるコルチゾール。ストレスにさらされると分泌量が増えます。

では、いじめらる子供はコルチゾールが多くなるの?と思いましたが、違うのです。分泌が鈍くなるそうです。

????

 

SERT遺伝子(セロトニントランスポーター)という遺伝子があります。おなじみ、幸せ遺伝子セロトニンを運んでくれる遺伝子です。ストレスを与えられるとメチル化の量が増えるそです。メチル化が増えれば増えるほどSERT遺伝子がオフになるのです。すなわち、セロトニンが運ばれなくのです。

ストレスに晒されるとコルチゾール量の急増はそれに立ち向かう私たちを助けてくれますが、あまりに長い間コルチゾールに晒されていると、ほどなくして体に支障をきたすそうです。

ストレスによるコルチゾール反応の鈍化は毎日いじめられることに対するエピジェネテックな反応なんです。

いじめられた双子のエピゲノムはコルチゾールの過剰蓄積をさせないために変化したのです。

 

いじめられるー>少しの間の場合、コルチゾールが増える。

いじめられるー>長期間の場合、SERT遺伝子がオフになり、セロトニンが分泌しにくくなる。鈍くなる。日常生活におけるストレスや問題への対処を助けてくれる視床下部を変化させてしまう。コルチゾールも出にくくなる。

 

ということらしいのです。

 

いじめられたり、辛い目にあうと、体中の防衛機能が起動します。生き延びるために。

ところがその期間が長くなると。防衛機能を長期に維持すること自体が生命にとってリスクとなります。

そうなると、防衛機能自体が鈍くなるのだそうです。

ヘェ〜ほう〜´д` ;

ということは、

 

長く虐められていると、そのストレスによって、遺伝子が歪められて、それが、子子孫孫続くということなのです。

 

´д` ;辛い環境に長くいてはいけない、ということですよ。

n〜悩みどころです。

とりあえずストレス解消に、ジョギングしてきます。