やってのける 意志力を使わずに自分を動かす-ハイディ・グラント・ハルバーソン

https://www.amazon.co.jp/やってのける-意志力を使わずに自分を動かす-ハイディ・グラント・ハルバーソン/dp/4479794123

f:id:Jyakuson:20181113233620j:imageコロンビア大学の博士、社会心理学者の著です。2013年発行ですので、もう5年もたっています。が、根気がない自分に、何らかのナッジがあるかもと思い、読んでみました。

心理学の成果によって、自制心は「筋肉」のようなものだと分かり始めています。

ラディッシュテスト、と呼ばれる実験です。テーブルにはチョコレートと生のラディッシュが入っている皿がおかれています。

被験者はチョコレートを食べるよう指示されるグループAとラディッシュを食べられるように指示されるグループBです。ラディッシュグループAはチョコレートBグループより自制心を必要とします。

次に被験者両方にパズルを解かせます。いくら頑張ってもとけないパズルです。(被験者でなくて良かった)

諦めるまでに要した時間を比較します。

それは、ラディッシュグループの方が早くギブアップしますよね。簡単に想像できます。

自制心を必要とする日常の些細な行動でもエネルギーを消耗します。自制心は使いすぎると枯渇してしまうので、緊張が続いた日などは確かにつかれます。

一方で、筋肉と同じく、自制心は鍛えないと弱くなります。

日常的な鍛錬が自制心を総合的に強化します。

自制心を求められる行動、(簡単な例えで歯磨きやドアの開閉など)は習慣になってくると自制心を使っているように感じませんよね。

自制心は筋肉なんです。(ないわけだ)

フィジカルもメンタルも筋トレなんですね…(道理で苦手なわけだ…)

これから具体的なトレーニングに入っていきます。きつくないといいな…(逃げ出しそう)

ではまた。