https://www.amazon.co.jp/やってのける-意志力を使わずに自分を動かす-ハイディ・グラント・ハルバーソン/dp/4479794123
コロンビア大学の博士、社会心理学者の著です。2013年発行ですので、もう5年もたっています。が、根気がない自分に、何らかのナッジがあるかもと思い、読んでみました。
心理学の成果によって、自制心は「筋肉」のようなものだと分かり始めています。
ラディッシュテスト、と呼ばれる実験です。テーブルにはチョコレートと生のラディッシュが入っている皿がおかれています。
被験者はチョコレートを食べるよう指示されるグループAとラディッシュを食べられるように指示されるグループBです。ラディッシュグループAはチョコレートBグループより自制心を必要とします。
次に被験者両方にパズルを解かせます。いくら頑張ってもとけないパズルです。(被験者でなくて良かった)
諦めるまでに要した時間を比較します。
それは、ラディッシュグループの方が早くギブアップしますよね。簡単に想像できます。
自制心を必要とする日常の些細な行動でもエネルギーを消耗します。自制心は使いすぎると枯渇してしまうので、緊張が続いた日などは確かにつかれます。
一方で、筋肉と同じく、自制心は鍛えないと弱くなります。
日常的な鍛錬が自制心を総合的に強化します。
自制心を求められる行動、(簡単な例えで歯磨きやドアの開閉など)は習慣になってくると自制心を使っているように感じませんよね。
自制心は筋肉なんです。(ないわけだ)
フィジカルもメンタルも筋トレなんですね…(道理で苦手なわけだ…)
これから具体的なトレーニングに入っていきます。きつくないといいな…(逃げ出しそう)
ではまた。