テロメア・エフェクト3

テロメアを長く保つためには自己管理が大事です。それを追求、研究してきた著者は、テロメアが環境により、こわれて、又、修復されることを発見しました。自分だけではなく、周囲の影響によることの調査結果です。

 

 

安全な環境、低所得で悩まされない生活、心理的に安定の保たれる人間関係。これらの守られた社会の中で人のテロメアはその所有主と共に正常に機能することができる。

 

それは国別の所得格差、と精神疾患の発生率と比例します。精神疾患が多いことは取りも直さずテロメアにとっては最悪の環境になります。国別の所得格差、精神疾患の発生率の表が掲載されていました。

この表を見て目が点になりました。

 

アメリカやイギリス、オーストラリアなどが所得格差が多く、しかも精神疾患の発生率が高いことは理解できます。しかし、なんと、日本が、先進国の中で一番所得格差が少なく、発症率も少なかったのです。(潜在精神疾患が日本は多いのではないか?などの疑問はあるかもしれませんが)

確かに所得格差はアメリカほどないし、精神疾患を持つ人もうつ病が多いとはいっても、アメリカほどではないことも簡単に想像つきます。

 

ん????そういえば…

 

日本人の平均寿命の長さ…

 

確かに、日本人のテロメアが他国に比べて長いことを証明していますよね。

 

何だかんだありますが、良い国に住んでいることは、間違いないようです…

 

安心、安全、家族や社会の絆を大事にして、食事、運動、睡眠は勿論のこと、アンチストレスでテロメアを大事にして生きていきましょう。